Appleは2011年にOS X 10.7 Lionの一部として「Natural Scrolling」を導入しました。 この機能は、OS Xの従来のスクロール方向を逆にし、iPadなどのタッチスクリーンデバイスのスクロールエクスペリエンスを再現することを目的としています。 多くのユーザーは、トラックパッドを使用しているときに自然なスクロールを好むようになりましたが、マウスユーザーは、特にWindowsとOS Xが混在する環境で作業するユーザーにとって、いらだたしい体験をしています。
Appleは新しいMacでデフォルトで有効になっていますが、AppleはユーザーにOS Xの初期セットアップ時にどの方向を好むかを尋ねます。 ただし、そのプロンプトを見逃した場合、または後で気が変わった場合は、[システム環境設定]にすばやく移動して、スクロール方向を簡単に逆にすることができます。
[システム環境設定]> [マウス] (または入力デバイスに応じて[システム環境設定]> [トラックパッド]> [スクロールとズーム])に進みます。 どちらの場所でも、 スクロール方向:ナチュラルというラベルのチェックボックスが表示されます。
このチェックボックスをオンにすると、自然スクロールが有効になります(マウスホイールまたはトラックパッドジェスチャを手前に移動すると上にスクロールし、離れると下にスクロールします)。 ボックスのチェックを外すと 、Natural Scrollingが無効になります。これにより、マウスとトラックパッドの両方で従来のスクロール方向が使用されます。